有酸素運動の必要性

健康とトレーニングの融合

筋肉のアンチエイジングを続けていく上で、有酸素運動を取り入れることは効果的です。
有酸素運動とは、十分な呼吸を繰り返しながら一定のペースを保つように進めていく運動のことです。
心肺機能を酷使するようなハードトレーニングとは違い、運動不足の解消や、健康維持のために行われるものなので、実際に行うトレーニングも比較的容易なものが多く、軽く汗をかく程度のものが主流となっています。

 

一般に知られる有酸素運動としては、ウォーキングやジョギング、水泳やサイクリングに加え、エアロビクスなどが挙げられます。

 

また有酸素運動は、近年の健康志向ブームによって、血液循環の改善に始まり、高脂血症や高血圧、糖尿病などの予防法としても注目されています。

 

走りながら筋力をアップさせる

ではどうして、筋肉のアンチエイジングに有酸素運動が必要なのでしょうか。
筋肉の下半身トレーニングでも触れましたが、ジョギングのように、ある一定の時間や距離を走り続けるという行為は、そのものが日常的な動作ではありません。

 

つまり長年の間、ジョギング程度の運動さえもしてこなかった方にとっては、『走る』という動き自体が筋力トレーニングに成り変わるのです。

 

実際に、長期に渡って走ることがなかった方は、ジョギングを試した翌日に、自分の下半身がどのような痛みを覚えるのかを実感してみると良いかもしれません。

 

もし、翌日に下半身の筋肉痛を覚えるのであれば、その場所が衰えていた証になります。また筋肉痛を覚えたということは、筋トレ同等の効果を得た証にもなるでしょう。

 

このことからも分かる通り、筋トレばかりが筋肉のアンチエイジングに繋がるのではなく、有酸素運動も、衰えてしまった筋肉には効果を発揮するということです。

 

筋肉を鍛える前に

また有酸素運動には、脂肪を燃焼させるといった大きな働きがあります。
40歳を過ぎてから筋肉のアンチエイジングを思い立った方の中には、それまでの人生の中で、お腹周りに蓄えた多くの脂肪を抱えている方も少なくありません。

 

理想の筋肉、というよりも、まずは理想の体重に戻すことから始めなくてはならない方もいることでしょう。
こうした方にとっては、どんな筋トレを選ぶよりも、有酸素運動を継続させていくことが不可欠になってきます。
日々の有酸素運動を優先しながら、脂肪を燃焼させつつ、その他に空いた時間を活用して、筋トレを行うようにしていきましょう。

 

間違っても、走ることが苦手だからといって、有酸素運動を後回しにするような真似だけは避けてください。

 

実際に試してみると分かりますが、腕立て伏せでも腹筋であっても、そもそもの心肺機能が弱っている方にとっては、息切れを起こしてしまうようなハードトレーニングです。

 

したがって、筋トレを継続させていくベースの体力を作り上げることに於いても、この有酸素運動は効果的に働くのだと覚えておきましょう。